
太陽光発電を設置している家庭の中には、
「太陽光パネルって掃除しなくても大丈夫なの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
太陽光パネルは基本的に屋外に設置されているため、雨である程度の汚れは流れる構造になっています。
しかし、長期間放置するとさまざまな汚れが蓄積し、発電量の低下につながる可能性があります。
この記事では
- 太陽光パネルが汚れる原因
- 汚れによる発電量低下の実態
- 自分で掃除してはいけない理由
- プロによるパネル洗浄のメリット
について詳しく解説します。
太陽光パネルが汚れる主な原因
太陽光パネルは屋根の上に設置されているため、常に外部環境の影響を受けています。
そのため、知らないうちにさまざまな汚れが付着していきます。
主な原因は以下の通りです。
鳥のフン
太陽光パネルの汚れで多いのが鳥のフンです。
鳥のフンは粘着性が強く、雨だけでは流れにくい場合があります。
さらに、フンがパネルの一部を覆うことで、その部分に影ができてしまいます。
太陽光パネルは一部が影になるだけでも、発電効率が大きく低下する可能性があります。
黄砂や花粉
春先になると、日本では黄砂や花粉が多く飛散します。
これらが太陽光パネルの表面に付着すると、薄い膜のように広がり、
太陽光の透過率が低下してしまいます。
その結果、発電量が落ちてしまうことがあります。
砂やホコリ
風によって運ばれてきた砂やホコリも、太陽光パネルに付着します。
特に以下の地域では汚れが溜まりやすい傾向があります。
- 幹線道路の近く
- 工場地帯
- 砂埃の多い地域
こうした環境では、定期的な点検や清掃が重要になります。
落ち葉や植物
周囲に木が多い場所では、落ち葉や花びらなどがパネルに溜まることがあります。
落ち葉が長時間放置されると
- 汚れの蓄積
- 水はけの悪化
などの原因になります。
汚れによる発電量低下はどれくらい?
太陽光パネルの汚れによる発電量低下は、環境によって異なりますが、一般的に
5%〜20%程度
低下するケースがあると言われています。
例えば
年間発電量が5000kWhの家庭の場合
- 5%低下 → 250kWh減少
- 10%低下 → 500kWh減少
となります。
これは売電収入や電気代削減額に換算すると、数千円〜数万円の差になる可能性があります。
汚れが引き起こす「ホットスポット」
太陽光パネルの汚れで注意したいのが、ホットスポット現象です。
ホットスポットとは、パネルの一部が影になることで、その部分に電流が集中し、局所的に高温になる現象です。
この現象が起きると
- パネル劣化
- 発電量低下
- 最悪の場合パネル破損
につながる可能性があります。
鳥のフンや落ち葉など、部分的な汚れが原因になることがあります。
自分で掃除してはいけない理由
「汚れているなら自分で掃除すればいい」と思う方もいるかもしれません。
しかし、太陽光パネルを自分で掃除するのはおすすめできません。
その理由は次の通りです。
屋根作業は危険
太陽光パネルは屋根の上に設置されているため、高所作業になります。
転落事故のリスクがあるため、一般の方が作業するのは危険です。
パネルを傷つける可能性
太陽光パネルはガラスで覆われていますが、強くこすると傷がつくことがあります。
傷がつくと
- 発電効率低下
- パネル劣化
の原因になります。
感電の危険
太陽光パネルは日光が当たると常に発電しています。
そのため、誤った方法で作業すると感電リスクがあります。
プロによるパネル洗浄のメリット
専門業者によるパネル洗浄には、次のようなメリットがあります。
安全に作業できる
専門業者は安全装備や専用機材を使用して作業を行います。
高所作業でも安全に対応できます。
パネルを傷つけない
太陽光パネル専用の洗浄方法で清掃するため、パネルを傷める心配がありません。
点検も同時に行える
洗浄と同時に
- パネル割れ
- 配線異常
- 架台の緩み
などを確認することができます。
トラブルの早期発見にもつながります。
太陽光パネルは定期点検が重要
太陽光パネルは基本的にメンテナンスが少ない設備ですが、完全に放置してよいわけではありません。
定期点検を行うことで
- 汚れによる発電低下の防止
- 機器の異常発見
- 長期的な発電維持
につながります。
特に以下の方は、一度点検を検討することをおすすめします。
- 設置から10年以上経過している
- 一度も点検をしたことがない
- 発電量が下がっている気がする
- 周囲に木や鳥が多い
太陽光パネルの無料点検のご案内
太陽光発電は、適切なメンテナンスを行うことで20年以上使用できる設備です。
もし次のような状況であれば、一度点検をおすすめします。
- 太陽光を設置して長年点検していない
- 発電量が以前より少ない
- パネルの汚れが気になる
- 売電期間(FIT)が終了した
専門スタッフによる点検では
- 発電状況チェック
- パネルの状態確認
- メンテナンスアドバイス
などを行うことができます。
太陽光発電を長く安心して使うためにも、定期的な点検やメンテナンスを検討してみてください。
